Xserverドライブは「法人向けクラウドストレージ」と書かれていることもあり、個人で使うことはできなのでしょうか?
結論から言えば、個人で使うこともできますが、その場合のメリット・デメリットや料金や申込方法を紹介します。
Xserverを個人で申し込んで使うことができるか?
Xserverドライブは、大きく分けて次の2種類の課金プランがあります。
- ユーザー数無制限の課金プラン
- ユーザー単位の課金プラン
このうち、「ユーザー数無制限の課金プラン」の方は、Xserver社がメインターゲットとして想定してる企業や学校などの、複数ユーザー向けのクラウドストレージです。
他社のクラウドストレージで言えば、Googleドライブが代表的な、グループワークを前提としています。
一方、「ユーザー単位の課金プラン」の方は、Xserver社はあまり全面的に押し出してはいませんが、個人向けを想定したクラウドストレージです。
こちらは他社のクラウドストレージで言えば、アップル社のiCloudが代表的な、個人使用を前提としています。
個人で使う場合のメリット・デメリット
メリット
- グループワーク向けの「ユーザー数無制限の課金プラン」よりも、個人向けの「ユーザー単位の課金プラン」の方が、コスパが良い
デメリット
- 個人向けの「ユーザー単位の課金プラン」から、グループワーク向けの「ユーザー数無制限の課金プラン」への移行はできない
- 移行したくなったら、データをダウンロードして、契約をし直してから、データをアップロードする必要がある
もしも、グループワーク向けに「ユーザー単位の課金プラン」を導入する前に事前調査したいならば、容量2GBの「フリープラン」を使うといいよ!
これなら、容量は少ないけど、グループワーク向けの機能も普通に使えるよ。
注意しなければいけないのは、ストレージのメディアSSDとHDDの相互のアップグレードはできないこと。
たとえば、「フリープラン」はSSDなので、これを「スモールビジネス・1TB・HDD」にはアップグレードできない。
だから、事前調査で「フリープラン」を使っていて、本導入でストレージがSSDならデータ移行できる。
でも、本導入でHDDなら事前調査の「フリープラン」は調査用ということで割り切って契約し直す必要がある。
個人で使う場合の料金は?
前に書いたとおり、Xserverドライブには2つの課金プランがありますが、そのうち「ユーザー単位の課金プラン」が個人向けです。
以下、Xserverドライブ全体の料金体系です。
右の列の「ユーザー単位の課金プラン」が個人向けですが、ストレージの容量やメディアによって料金が変わります。
容量 | ユーザー数無制限の課金プラン | ユーザー単位の課金プラン |
---|---|---|
2GB・SSD | フリープラン 0円 | – |
200GB・SSD | – | ビジネス ¥693/月〜 |
500GB・SSD | スモールビジネス ¥2,079/月〜 | エンタープライズ ¥1,485/月〜 |
1TB・HDD | スモールビジネス ¥2,079/月〜 | ビジネス ¥693/月〜 |
1TB・SSD | ビジネス ¥4,158/月〜 | – |
2TB・HDD | ビジネス ¥4,158/月〜 | – |
2TB・SSD | ビジネスプラス ¥8,316/月〜 | – |
4TB・HDD | ビジネスプラス ¥8,316/月〜 | – |
5TB・HDD | エンタープライズ(専用) ¥69,300/月〜 | – |
無制限・HDD | – | エンタープライズ ¥1,485/月〜 |
個人で使う場合の申込方法
申込方法については、以下のリンク先で紹介していますので、そちらを御覧ください。
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