Xserverドライブでは課金プランが「ユーザー数無制限」と「ユーザー単位」の2つに分かれています。
この課金プランの選び方や注意点について、詳しく説明します。
申し込み後に変更できること・できないことがありますので、注意が必要です。
大きく分けて2種類の課金プランあり
- ユーザー数無制限の課金プラン
- ユーザー単位の課金プラン
同容量の料金比較
前項で説明したように、Xserverドライブには大きく分けて、次の2種類の課金プランがあります。
- ユーザー数無制限の課金プラン
- ユーザー単位の課金プラン
課金プランの中でも、データ保存容量と保存メディアによって、さらに細かく課金プランが分けられています。
- ユーザー数無制限の課金プラン
- フリープラン
- スモールビジネス
- ビジネス
- エンタープライズ
- ユーザー単位の課金プラン
- ビジネス
- エンタープライズ
注意しなければいけないのは、たとえば、「ビジネス」と同じ名前が付いていても、データ保存容量や保存メディアは異なります。
なので、以下に比較表をまとめました。
容量 | ユーザー数無制限の課金プラン | ユーザー単位の課金プラン |
---|---|---|
2GB・SSD | フリープラン 0円 | – |
200GB・SSD | – | ビジネス ¥693/月〜 |
500GB・SSD | スモールビジネス ¥2,079/月〜 | エンタープライズ ¥1,485/月〜 |
1TB・HDD | スモールビジネス ¥2,079/月〜 | ビジネス ¥693/月〜 |
1TB・SSD | ビジネス ¥4,158/月〜 | – |
2TB・HDD | ビジネス ¥4,158/月〜 | – |
2TB・SSD | ビジネスプラス ¥8,316/月〜 | – |
4TB・HDD | ビジネスプラス ¥8,316/月〜 | – |
5TB・HDD | エンタープライズ(専用) ¥69,300/月〜 | – |
無制限・HDD | – | エンタープライズ ¥1,485/月〜 |
保存メディアは、SSDとHDDから選べますが、同じ料金でも読み書きの速度はSSDが優位、保存容量はHDDが優位なので、速度と容量で優先したい方から選ぶようにしてください。
課金プランの選び方の注意点と目安
課金プランがいっぱいありすぎて、どれを選べばよいかわからないんだけど!?
選択肢が多いのはいいことだけど、最初は迷うのは確かだよね。
そこで、選び方の目安を説明したいんだけど、その前にプラン変更の制限があるから、まずはそれを説明したい。
最初に課金プランを適当に選んでおいて、あとから自由に変更できればいいんだけど、そううまくはいかない。
課金プランを変更しようとしても、次のような場合は変更ができないんだ。
特に重要なところは、青色の太字のマーカーを引いてあるよ。
課金プランが変更できないパターンの一覧
- 「ユーザー単位の課金プラン」で、「ビジネス」から「エンタープライズ」に変更する場合
- 「ユーザー数無制限の課金プラン」と「ユーザー単位の課金プラン」の切り替え
- HDDとSSDの切り替え
- 「ユーザー単位の課金プラン」で、「スモールビジネス/ビジネス/ビジネスプラス」から「エンタープライズ(専用)」に変更する場合
上記の引用元
けっこう縛りがきついなぁ!
そう。
だから、最初にどの課金プランを選ぶかは、けっこう重要なんだ。
なんかややこしくてよくわかんないなぁ。
スッキリするかどうかはわからないけど、プラン変更のできる・できない、の流れを図に描いてみたよ。
矢印が向かっている方向のみ、プラン変更ができるっていう流れなんだ。
ということで、課金プランの選び方の目安を紹介するよ。
パターン | おすすめの課金プラン |
---|---|
① とりあえずXserverドライブを試したい | ユーザー数無制限の課金プラン → フリープラン |
② 学校や職場や家庭など、複数名で使う場合 | ユーザー数無制限の課金プラン → スモールビジネスHDD |
③ 個人で使う場合 | ユーザー単位の課金プラン → ビジネスHDD |
それぞれ、どういった意味で選んだか紹介してくれる?
「① とりあえずXserverドライブを試したい」は、本格的に導入するかどうかまだわからない段階に、Xserverドライブの使い勝手はどうかを調べるために丁度いい。
たとえば、職場や学校のIT担当者が、Xserverドライブに興味を持ったときに、事前調査するときにピッタリ。
なんといっても料金がかからないから、気兼ねなく調査ができる。
容量が2GBしかないけど、事前調査にはちょうどいいんじゃない?
ただし注意しなければいけないことがある。
Xserverドライブの調査が終わって本格導入するときに、「ユーザー数無制限の課金プラン」の「スモールビジネス・500GB・SSD」や「ビジネス・1TB・SSD」や「ビジネスプラス・2TB・SSD」へはプラン変更でデータ移行できる。
でも、「ユーザー単位の課金プラン」で契約する場合や、「ユーザー数無制限の課金プラン」でもストレージHDDで契約する場合は、データ移行ができない。
そこだけ、注意しないといけないね!
じゃあ、残りの「② 学校や職場や家庭など、複数名で使う場合」や「③ 個人で使う場合」のおすすめの理由は?
課金プラン変更のところでも説明したけど、「ユーザー数無制限の課金プラン」と「ユーザー単位の課金プラン」の間での変更はできない。
そうだったね。
だから、個人で使う場合は料金が安い「ユーザー単位の課金プラン」を選んだほうがいい。
でも、職場や学校や家庭では、「ユーザー数無制限の課金プラン」を選ばないと、複数ユーザーでXserverドライブを使えない。
なるほど
それから、両方ともストレージHDDにしているのは、容量が多くて困ることはないでしょ?、ってぐらいの意味。
もしも、明らかにデータ容量が足りるようなら、SSDを選ぶのもアリかな。
でも、SSDとHDDの切り替えはできないから、今後のこともよく考えたほうがいいよ。
よくわかんなかったら、余裕があるHDDを選んでおいたほうがいい。
課金プランの変更の手順は?
課金プランを変更するときの具体的な手順については、説明が長くなるので以下のリンク先で説明しています。
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