XserverドライブでiPhone/iPadアプリを使って、共有をする方法を図解入りで詳しく説明しています。
共有は、Xserverドライブの登録ユーザ・グループ間の共有と、第三者へのURLリンクの共有の2種類があります。
2つの共有の違い
XserverドライブのiPhone/iPadアプリから設定できる共有は、次の2種類があります。
- a) 登録ユーザ・グループ間の共有
- b) 第三者へのURLリンクの共有
比較すると、次のような違いがあります。
項目 | a) 登録ユーザ・グループ間の共有 | b) 第三者へのURLリンクの共有 |
---|---|---|
共有相手 | Xserverドライブの同一契約の利用者のみ | 制限なし |
パスワード保護 | X:設定不可 | ◯:設定可能 |
編集許可 | ◯:編集可・読み出しのみ、の二択 | ◯:編集可・読み出しのみ、の二択 |
有効期限 | ◯:設定可能 | ◯:設定可能 |
b)は便利だけど、パスワード保護していないと全世界のインターネットユーザからアクセスできてしまうから、注意が必要だね。
b)は、社外の取引先にファイル共有するときに便利だよ。
でも、かわうそ君が言うようにセキュリティには十分注意したい。
パスワード保護の他に、有効期限を設定して「3日間だけ有効」、とかしておくといいよ。
セキュリティは1つで完璧なものはないから、複数組み合わせて安全性を高める、と考えよう。
a) 登録ユーザ・グループ間の共有
a-1) 共有の開始
- ①共有対象を表示
Xserverドライブのアプリを起動して、共有したいファイル・フォルダのある場所を表示します。
- ②共有アイコンをタップ
共有したいファイル・フォルダの右横にある共有アイコンをタップします。
- ③共有したいユーザ名・グループ名の入力
共有の設定画面が表示されたら、「Search for user or group…」の入力欄に、Xserverドライブに登録済みのユーザ名かグループ名を入力します。
- ④共有したいユーザ名・グループ名をタップ
正しくユーザ名・グループ名が入力されていれば、ドロップダウンリストに表示されるので、それをタップします。
タップしたら、共有が開始されます。
- ⑤共有の開始
共有が開始されたら、共有の設定画面の下の方に、ユーザ名・グループ名が表示されます。
なお、「編集可能」がオンになっていれば、共有されたユーザ・グループで編集が可能になります。
編集や削除を許可したくない場合は、オフにしてください。
なお、メニューボタンのアイコン「…」をタップすると、次の項目が設定可能です。
- 再共有可能 (Can reshare)
- 有効期限を設定
- 受取人への注意 (Note to recipient)
- 共有を解除
a-2) 共有の解除
- ①共有の設定の表示
「共有の開始」のときと同じように、iPhone/iPadアプリで共有を解除したいファイル・フォルダの右横にある、共有アイコンをタップします。
- ②共有の解除
共有を解除したいユーザ名・グループ名の横にあるメニューボタンのアイコン「…」をタップして、表示された項目から「共有を解除」をタップします。
b) 第三者へのURLリンクの共有
b-1) 共有の開始
- ①共有対象を表示
Xserverドライブのアプリを起動して、共有したいファイル・フォルダのある場所を表示します。
- ②共有アイコンをタップ
共有したいファイル・フォルダの右横にある共有アイコンをタップします。
- ③「URLで共有」をタップ
共有の設定画面が表示されたら、「URLで共有」の右横にあるボタン「+」をタップします。
- ④共有の開始
共有が開始されたら、コピーアイコンとメニューアイコンが表示されます。
コピーアイコンをタップすると共有URLを知らせる相手のメールなどに、コピペして使用可能です。
また、メニューアイコンをタップすると、次の項目が設定可能です。
- 編集を許可
- ダウンロードを隠す
- パスワード保護
- 有効期限を設定
- 受取人への注意 (Note to recepient)
- 共有リンクを削除 (Delete share link)
- 別のリンクを追加
b-2) 共有の解除
- ①共有の設定の表示
「共有の開始」のときと同じように、iPhone/iPadアプリで共有を解除したいファイル・フォルダの右横にある、共有アイコンをタップします。
- ②共有の解除
「URLで共有」の横にあるメニューボタンのアイコン「…」をクリックして、表示された項目から「Delete share link」をタップします。
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